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産業経済に活力のあるまちづくり 第5次美浜町総合計画(2014年~2025年) | 美浜町

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6 0

● 本町の農業は、愛知用水の通水を契機として農業生産基盤の整備が大きく進み、水稲を 中心に、果樹、畜産、施設園芸を取り入れた複合経営によって発展してきました。近年は、 特に施設利用型農業や、国営農地開発事業地内における野菜を中心とした比較的大規模 な土地利用型農業への取組がみられます。

● 近年の本町における農業事情は、将来の展望が描けない地域が増えているなか、高齢 化や後継者不足、耕作放棄地の増加など「人と農地の問題」があります。そうしたなかで、 認定農業者制度の活用や新規就農者の支援を中心とした、地域の担い手となるべき農 業者や農地問題を地域ぐるみで取り組み、後継者の育成に努めることが求められていま す。

● 畜産を含む農業は本町の基幹産業ですが、農産物価格の低迷や農業就労者の高齢化、 労働力の他産業への流出などにより、耕作放棄地が増加し、さらに、農道やため池、用 排水路などの農業施設の老朽化も進んでおり、その対応が必要です。

● 農業後継者の高齢化や減少に対応していくためには、名古屋大都市圏にも近いという立 地特性を活かしつつ、新規就農への支援、担い手育成支援、農地利用集積、地域ブラ ンドの構築による高付加価値化、6次産業化※への取組、都市と農村の交流を推進するグ

リーン・ツーリズムなど、多角的な取組が不可欠です。

● 畜産についても、価格の低迷や後継者不足により酪農・肥育・養豚いずれも、過去10年 間で飼育農家数が大幅に減少しています。

● 畜産糞尿の処理については、畜産経営を安定的に発展させていくためにも、耕種農家と の連携により、適正な処理と堆肥づくりなどを進め、地域および地域住民との共存を図 ることが重要です。

● 口蹄疫や高病原性鳥インフルエンザなど畜産経営に大きな影響を与える家畜伝染病の予 防防疫についての取組も重要な課題です。

※ 農山漁村活性化のため、地域の第1次産業(農業や水産業など)とこれに関連する第2次産業(製造業や加工業など)、 第3 次産業(小売業やサービス業など)に係る事業の融合などにより、地域ビジネスの展開と新たな業態の創出を行う取組。

農業振興

現状と課題

3-1

(2)

■ 家畜飼育農家数・頭羽数の推移(町農業水産課調べ)

※養豚農家について、平成23年度より属地数に変更

※販売農家………… 経営耕地面積が30a以上又は農産物販売金額が50万円以上の農家 ※自給的農家……… 経営耕地面積が30a未満かつ農産物販売金額が50万円未満の農家 ※専業農家………… 世帯員の中に兼業従事者が1人もいない農家

※兼業農家………… 世帯員の中に兼業従事者が1人以上いる農家 ※第1種兼業農家… 農業所得を主とする兼業農家

※第2種兼業農家… 農業所得を従とする兼業農家

平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度

11 11 10 10 10 788 721 652 626 634 9 5 4 5 5 926 671 511 531 518 7 7 6 9 9 6 6 6 6 6 4,081 3,713 4,603 6,023 3,956 1 1 1 1 1 80 84 80 80 80 873 936 834 1,207 1,312 8,080 9,181 8,679 12,109 11,239

区 分

酪  農

農家数

乳用種 飼養頭数

農家数 飼養頭数 農家数

成豚(雄・メス) 肥育豚他 飼養頭数 飼養

農家数

飼養羽数 (100羽)

飼養 農家数

飼養羽数 (100羽) 肉 用 牛 豚 採卵鶏 ブロイラー

■ 農業就業者数の推移(農業センサス)

■ 認定農業者数の推移

平成12年 1,011 944 1,955 492 668 1,160 412 428 840 332 315 647 平成17年 830 720 1,550 443 525 968 372 378 750 - - 平成22年 737 651 1,388 385 376 761 377 334 711 290 240 530

区 分

農業従事者数

自営農業に従事した 世帯員数

男 女

平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度

57 58 55 51 56

区 分 認定農業者数(人)

計 男 女 計 男 女 計 男 女 計 農業就業人口

自営農業に主として 従事した世帯員数

基幹的農業従事者数

農業就業人口のうち、 普段仕事として自営農業 に従事した世帯員数

農業専従者

自営農業従事日数が 150日以上の人

■ 農家数の推移(農業センサス)

平成12年 96 95 472 567 663 238 901 平成17年 113 82 367 449 562 312 874 平成22年 86 50 362 412 498 324 822

区 分

販売農家数

専業

農家 第1種 第2種 小 計 小 計

兼業農家 自給的 合 計 農家数

) (

(3)

取り組む施策

認定農業者数 56人 60人

農地の利用集積面積 125ha 150ha

新規就農者数 2人/年 3人/年

耕作放棄地の面積 261ha 250ha

6次産業化取組事例 1事例 3事例

指  標  名 現状値 目標値

新規就農者の参入および農業後継者により、安定・強化され

た経営基盤の下、農産物の高付加価値化・6次産業化への取

組や、地域住民や都市住民との交流などが積極的に行われ、

町の基幹産業として活気づいています。

成果指標

農業後継者および新規就農者の育成支援

農業関係の各種情報を提供し、技術力や経営管理能力に関する相談活動および新 規就農者への就農支援を行います。

施策

1

多様な担い手の育成支援

家族経営協定の推進や認定農業者制度などを活用し、女性や高齢者を含めた多様 な担い手を育成し、健全な農業経営を推進します。

施策

2

中核的な担い手農家への農地の利用集積

農業生産性を維持し、耕作放棄地の増大を防ぐため、農業委員会を中心とする農 用地利用調整活動により、地域の中核的な担い手への農地の利用集積を図ります。

施策

3

3-1A

3-1B

3-1C

3-1D

3-1E

(4)

地産地消の推進

学校給食での地場農産物の利用や産地直送・直売所などを通じ、地域で作られた 農産物を直接消費者に届ける体制づくりを進め、地産地消を推進します。

施策

4

市民農園の整備

地域住民や都市住民が農産物や農作業に親しむことの出来る市民農園の整備を進 め、遊休農地の活用を推進します。

施策

5

都市農村交流の推進

自然景観、伝統文化、農産物などの地域資源を活用し、グリーン・ツーリズムな ど都市と農村の交流により地域の活性化を推進します。

施策

6

堆肥を活用した土づくりの推進

水田や休耕農地へ、町内家畜農家の堆肥を投入、飼料用作物を栽培し、収穫した 作物を家畜に与える資源循環型農業を推進します。

施策

7

資源循環型廃棄物処理施設の調査・研究

畜産廃棄物を活用し、年間を通じて、計画的に優良な堆肥を生産するために、資 源リサイクル処理施設などの調査・研究を行います。

施策

8

農業用施設の機能強化・更新

老朽化した農道、ため池、用排水路などの農業用施設の機能強化・更新を行い、 防災機能の強化を推進します。

施策

9

耕作放棄地の解消

保全すべき農地を選別するとともに、市民農園としての活用なども図りながら、耕 作放棄地の解消を図ります。

施策

10

農業の6次産業化

農業経営の安定を図るため、農産物を利用した商品開発・加工、販売ルートの確 保を支援します。

施策

11

農地・水環境保全管理事業

保全組織と協定を結び、地域共同による農村環境の保全、農地や農業用水路など の保全管理活動を支援します。

施策

12

産地化・ブランド化についての取組

消費者の価値観が多様化するなか、今ある地域食品に付加価値をつけてPRする 地域ブランド化を進めます。

施策

13

(5)

6 4

● 本町では、伊勢湾を中心としたのり養殖と三河湾を中心とした採貝漁業を営んでいます。

● のり養殖は、浮き流し養殖法によって漁場を拡大し、冷蔵網の技術開発によって品質の 向上と収穫の増加を図っています。しかし、沿岸域の開発に伴う干潟・藻場の喪失など によって漁場生産力が低下し、価格の低迷や設備投資の圧迫による経営難と、高齢化に 伴う後継者不足が深刻です。

● 採貝漁業は、三河湾の一部の地域において節足動物の発生により打撃を受け、資源の回 復維持を図っている状況です。漁業資源の回復に時間を要し、高齢化に伴う後継者不足 などの問題が発生しています。

● 近海遊漁は、町内に市場機能がないため、飲食店、民宿などとの相対取引がほとんどとなっ ています。

● 各漁種においても、将来にわたる安定した漁業経営のあり方を調査・研究し、現在の経 営形態の構造を見直すべき転換期を迎えています。また、環境の変化による漁場への影 響が懸念されます。

水産振興

現状と課題

3-2

■ 知多のり共販販売実績(愛知県知多農林水産事務所水産課調査)

83 81 76 73 68

83,459,700 58,288,500 67,688,500 54,965,300 57,270,900 742,435,942 502,935,604 595,914,584 569,945,870 471,223,798

3 3 2 2 2

2,215,600 2,071,000 2,314,800 629,000 1,432,200 23,892,532 23,816,303 26,674,014 10,706,557 15,032,363

86 84 78 75 70

85,675,300 60,359,500 70,003,300 55,594,300 58,703,100 766,328,474 526,751,907 622,588,598 580,652,427 486,256,161

経営体数 生産枚数(枚) 生産金額(円) 経営体数 生産枚数(枚) 生産金額(円) 経営体数 生産枚数(枚) 生産金額(円) 野間漁業協同組合

美浜町漁業協同組合

合  計

平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度

■ 貝類販売実績(美浜町漁業協同組合総会資料)

21 1,075,645 345,430,640 20 619,046 258,148,749 20 401,638 158,043,487 20 173,002 64,656,273 17 269,503 105,204,857

採貝部員 取扱数量(kg) 取扱金額(円)

平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度

■ 潮干狩り場入場者数(町商工観光課調べ)

48,946 57,501 106,447 42,079 54,360 96,439 41,855 60,509 102,364 26,905 49,136 76,041 29,833 52,657 82,490

東海岸 西海岸    合  計

平成20年 平成21年 平成22年 平成23年 平成24年

単位:人

現状と

(6)

漁獲量

3-2A

3-2B

224トン 700トン

6次産業化取組事例 1事例 3事例

指  標  名 現状値 目標値

漁業基盤整備

築いそ設置、稚貝放流により資源の維持・増加をめざすとともに、漁場の改良や有 害動植物の駆除などにより、漁業基盤の整備を進めます。

都市住民との交流

朝市や夕市などを通じて消費者との結びつきを強化したり、ブルー・ツーリズム※

の実施により新たなサービス産業の創出や地場産業の育成を推進します。

流通に乗らない魚介類の販路拡大

移動販売や、流通に乗らない魚介類の産直などを通じて、販路と消費の拡大をめ ざします。

6次産業化の推進

生産と加工・販売の一本化や、消費者のニーズを把握しつつ、地域資源を活用し た新たな産業の創出を推進します。

漁協経営基盤の強化

合併を含めた漁協事業の統合を支援します。

豊かな海の恵みを活かし、特色ある水産業が着実に営まれる

とともに、海と住民との交流が盛んに行われています。

成果指標

取り組む施策

目 標 像

施策

1

施策

2

施策

3

施策

4

施策

5

(7)

66

● 本町の主な商業は、国道247号沿いおよび河和駅周辺に立地し、各地区内には小規模 な店舗が散在しています。

● 平成21年の経済センサスによると、町内の卸売業は23事業所、小売業は210事業所 ですが、近年、国道沿いに立地する大型商業施設などの影響により、依然として減少を 続けています。

● 一部の地域では、マイカーなどの移動手段がない高齢者が買い物弱者といわれる状況に なっています。

● 今後は、町内の商業施設が生き残っていくためには、地域構造の変化に対応して、地域 密着型への転換、小規模商店の集合化、宅配事業の整備などの取組を通じて、少しでも 魅力ある商業構造を確立していくことが不可欠です。

魅力ある地域商業の振興

現状と課題

3-3

■ 商店規模の推移(商業統計調査)

266 244 221 - 1,595 1,403 1,403 - 2,073,736 2,061,668 1,966,710 -

事業所数(事業所) 従業者数(人) 年間販売額(万円)

平成14年 平成16年 平成19年 平成21年

※平成19年までの商業統計は、5年ごとに本調査を実施。その中間年(本調査の2年後)に簡易調査を実施していた。 ※平成16年は簡易調査

※平成21年は経済センサスの創設に伴い、中止

現状と

(8)

年間商品販売額※

3-3A 196億円 200億円

指  標  名 現状値 目標値

地域商品券の発行支援

地域商品券などにより、町内での消費活動の促進を支援します。

高齢化に対応した商業機能の支援

地域社会の変化に対応して、既存の店舗を活かした、高齢者の生活に密着した商 業施設の整備や宅配事業を支援します。

融資制度の活用支援

小規模企業等振興基金などの融資制度を適正に活用し、中小企業を支援します。

異業種交流会の開催支援

他の業種との幅広い意見交換を目的とした交流会の開催を支援し、新たな商業ネッ トワークの確立を図ります。

地場産業を活かした商品PR

地元食材を活用した名産品や食事を PRし、地域の活性化を推進します。

地域密着型の利便性の高い地域商業が営まれ、高齢者を

はじめとした住民の生活に貢献しています。

成果指標

取り組む施策

目 標 像

施策

1

施策

2

施策

3

施策

4

施策

5

(9)

6 8

● 本町の工業事業者数は、平成22年の工業統計によると47か所あり、食料品製造業が 13か所、出荷額が約483億円と、全体出荷額の約9割を占めています。このことから、 本町の製造業は食料品製造業を中心とした構造に特化していることがわかります。

● 長引く不況、円高、原油高、外国製品の流入などに伴って、本町の工業は厳しい状況に 追い込まれ、コスト単価の高騰や価格での勝負ができない状況です。

● 税制優遇なども含めた振興策を検討するとともに、環境を重視する企業の誘致に向けて、 他の地域との差別化を図っていくことが必要です。

● 本町の基幹産業である農業や水産業と連携した新しい工業の形が求められています。

活力を生む工業振興

現状と課題

3-4

■ 工業規模の推移(工業統計調査)

46 45 49 46 47 1,063 1,066 1,164 1,079 1,078 5,030,129 5,278,239 6,142,648 6,838,187 5,498,673

事業所数(事業所)

従業者数(人)

製造品出荷額等(万円)

平成18年 平成19年 平成20年 平成21年 平成22年

※工業統計は経済センサス活動調査実施年の前年を除き、毎年12/31現在で実施 ※平成23年は、経済センサス活動調査の実施に伴い、中止

(10)

製造品等出荷額※ 549億円 600億円

指  標  名 現状値 目標値

河和南部地区工業系用途地域への企業誘致

河和南部地区工業系用途地域への企業誘致・集積を推進します。

環境にやさしい企業などの誘致

環境を重視する企業の誘致を図ります。

融資制度の活用

小規模企業等振興資金などの融資制度を適正に活用し、中小企業を支援します。

他産業との連携

農業・水産業・商業と連携し、生産と加工・販売の一本化を図るとともに、消費 者のニーズを把握しつつ、地域資源を活用した新たな工業の創出を推進します。

地域の立地条件に応じた環境にやさしい企業が誘致され、

地域の雇用を支えています。また、農業や水産業と連携した

6次産業が始まっています。

成果指標

取り組む施策

目 標 像

施策

1

施策

2

施策

3

施策

4

3-4A

(11)

70

● 本町は、伊勢湾側の一帯が三河湾国定公園に、その他の多くの地域が南知多県立自然 公園に指定されており、豊かな自然資源とともに、歴史的文化遺産も多く残されており、 観光施設にも恵まれています。四季を通じて、潮干狩りや海水浴、南知多ビーチランド などへ年間約450万人の観光客が訪れます。

● 観光の形態が滞在型から日帰り型・体験型へと移行しつつあるなかで、それぞれの観光資 源が点在し、互いの連携が十分でないため、資源を有効に活用していない状況です。

● 海外からの観光客を誘致できる体制ができていないため、中部国際空港が開港した後も、 当初期待されたような経済効果が得られていません。

● 今後、積極的に本町の観光資源をPRして、観光客を増やしていくためには、美浜町観 光協会の体制を強化し、行政から自立して事業を展開することが求められます。また、町 内だけでなく知多地区内や他地域の観光資源とのネットワーク化を図ることにより、観光 地としての魅力を倍増させるとともに、国内のみならずアジアを中心とする海外向けの PR活動を充実させていく必要があります。

交流産業(観光産業)の振興

現状と課題

3-5

■ 主な観光資源と入込客数の推移(美浜町観光地等入込客数調査)

No. 施 設 名 平成20年 平成21年 平成22年 平成23年 平成24年

単位:人

48,946 57,501 69,890 10,840 6,276 3,765 4,106 25,000 273,930 28,450 475,445 16,510 250,000 260,000 1,230,667 447,000 450,000 382,129 35,673 228,496 130,338 4,434,962 42,079 54,360 57,965 5,275 9,195 2,300 3,795 25,000 259,765 31,070 488,184 13,980 230,000 275,000 1,264,839 129,391 800,000 370,701 32,859 223,876 136,139 4,455,773 41,855 60,509 56,400 5,580 7,495 3,445 5,024 46,000 222,913 32,943 466,051 12,096 209,730 410,000 1,424,088 290,056 450,000 367,400 31,540 201,601 129,842 4,474,568 26,905 49,136 55,430 4,390 6,624 2,215 5,166 24,000 196,328 28,932 409,500 10,707 183,271 810,000 1,384,980 289,573 450,000 353,513 33,304 197,059 120,000 4,641,033 29,833 52,657 53,500 4,370 6,120 2,495 5,563 24,000 206,161 28,116 408,119 11,348 163,928 441,000 1,509,266 262,000 450,000 357,201 37,977 160,540 99,492 4,313,686 東海岸潮干狩り

西海岸潮干狩り 小野浦海水浴場 野間海水浴場 若松海水浴場 奥田海水浴場 みかん狩り 時志観音 名鉄海上観光船 恋の水神社 南知多ビーチランド 杉本美術館 野間灯台 野間大坊 えびせんべいの里 美浜ナチュラル村 魚太郎

ジョイフルファーム鵜の池 新南愛知カントリークラブ つくだ煮街道

食と健康の館 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21

現状と

3

3

(12)

観光入込客数

3-5A 430万人/年 480万人/年

指  標  名 現状値 目標値

広域的な観光ネットワークの確立

平成 22 年 4月の知多半島観光圏の認定をきっかけとして、観光の「知多半島ブラ ンド」の確立を図ります。また、本町が持っていない観光資源を有する地域との間 に広域的なネットワークを拡げ、新たな誘客を図ります。さらに、県の観光協会 が推進している海外誘客促進事業などへの参加を検討しながら、中部国際空港を 活用した海外からの誘客を図ります。

食と健康の館を観光拠点に

施設の規模拡充などにより、本町の観光拠点として、積極的な PR を展開します。

美浜町観光協会の自立

行政から自立し、民間の手法により、積極的な事業展開を進めます。

若者を取り込む観光施策の推進

野間大坊、恋の水神社、野間埼灯台などを活用することにより、若者の誘客を図 ります。

イベントの誘致

県内に留まらず、全国規模のイベントを誘致することに伴う観客・サポーターなど の誘客を図ります。

地域の自然と歴史・文化遺産を活かした観光が盛んに行わ

れ、国内外からのお客様と多彩な交流が展開されています。

成果指標

取り組む施策

目 標 像

施策

1

施策

2

施策

3

施策

4

施策

5

特産品開発の推進

本町の観光において大きな比重を占める食事やお土産をさらに魅力あるものにす るため、自然海塩など美浜の産物を活かした新しい特産品開発を支援します。

(13)

72

● 本町は、稲作やミカン・野菜栽培を中心とする農業、酪農・養豚などの畜産業、のり養 殖や採貝、定置網の漁業といった第1次産業、食料品製造業を中心とする第2次産業、 そして自然環境を活かした観光業が基幹産業です。

● 第1次産業の農業では、農産物価格の低迷や海外からの輸入の増大など、経営基盤は決 して安定的ではありません。一方、第2次産業では、コーンスターチや水あめを中心と する食料品製造業、えびせんべいを中心とする水産物加工業は堅調な実績を上げていま す。しかし、観光に対するニーズは多様化し、体験型へ転換しつつありますが、本町の 観光構造は十分に対応できていません。

● 6次産業化が進んでおり、全国的に見れば、第2次産業の食品メーカーが第1次産業の 農業へ進出するというような現象は、すでに珍しいものではなくなっています。

● 愛知県は、平成23年に東尾張地域基本計画を変更し、県内各地域のみならず、東海お よび中部地方の各県との連携の中で集積をめざす産業として、航空宇宙関連産業、次世 代自動車関連産業、医療機器産業などの次世代産業への参入、新エネルギー関連産業 などに力点を置くことを決定しています。

● 地域資源である日本福祉大学や中部国際空港などを活かしきれておらず、町も商工会も 国や県の動向を着実にフォローできていません。本町を取り巻く環境が大きく変化するな か、このような変化を取り込み、これまでにはなかった地域資源を活かした新たな産業づ くりが求められています。

● 半島地域という産業振興の面でのデメリットを克服し、各種協議会への参加などを通じて 情報収集とネットワークの構築を図るとともに、アクセス整備を含む企業誘致のための施 策を打ち出していく必要があります。

地域資源を活かした新たな産業づくり

現状と課題

3-6

(14)

産業振興に関する情報の収集・ネットワークづくり

役場内の各部局が連携し、国や県の産業振興に関わる動向の情報収集・ネットワー クづくりを推進します。

日本福祉大学との連携

実務者レベルの勉強会を設置し、新産業創出の可能性調査を進めながら、広範囲 な情報収集とネットワークの構築を図ります。

時代の変化に対応したニーズの把握と産業誘致

少子・超高齢社会、国際社会の流れの中で、地域が必要としているニーズを積極的 に把握し、航空宇宙産業をはじめとした新産業誘致のための環境整備を進めます。

異業種交流会の充実

対象を町内だけでなく、広域的に情報収集とネットワークづくりを進めることによ り、新産業創出の可能性を拡大させます。

農水商工連携による産業の6次化と雇用促進

農業、水産業、商業、工業の連携による産業の6次化を推進し、新たな特産品開発、 販売、雇用の創出をめざします。

地域資源を活かした新たな産業が始まり、地域に新たな活力

を生み出しています。

取り組む施策

目 標 像

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● 本町は、農業などの第1次産業および観光関連産業と食料品製造業が主な就労先でした が、近年では、えびせんべいなどの水産加工業や医療福祉関連施設のほか、日本福祉 大学にも多くの人が就労しています。ただ、町内には事業所の数が少なく、企業誘致が 進んでいないため、新規の雇用が生み出せていません。そのため、新卒者のほとんどは 町外で就労しており、働く場が確保されているとは言い難い状況です。

● 河和南部地区工業系用途地域において、従来型の工業型土地利用のみにとらわれること なく、幅広い産業の立地をめざして、環境づくりを進めていくことが必要です。

● 本町の基幹産業である農業や酪農・養豚などの畜産業の経営基盤強化のためには、都 市住民のニーズを把握したうえで、商品開発・加工を伴う6次産業化や、体験型の農業・ 水産業などの機能を整備することで、新たな雇用を生み出していくことも必要です。

● 少子・超高齢社会の中で、移動が困難な高齢者や子育て世代を対象とする生活支援サー ビスなどのニーズも生まれつつあり、新たなビジネスチャンスに結びつけることが求めら れています。同時に、団塊の世代の技能や専門性を活かした就業の場づくりも重要です。

● 働く形態や働く場は、今後ますます多様化していくものと考えられます。高齢者を対象と した配達や訪問サービスによって、就業を望む人の家庭での負担を軽減するほか、短時 間労働、ワークシェアリング、情報通信技術(ICT)を活用した在宅勤務、NPO法人など での社会とのつながりを維持した働き方など、時代の必要性に対応した柔軟な雇用の場 の創出が必要です。

● 雇用の場の確保が十分ではない若者とともに、重要な労働力である女性の雇用促進を図 る必要があります。

働く場づくり

現状と課題

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河和南部地区工業系用途地域への企業誘致

税制優遇措置を検討するとともに、企業誘致活動を積極的に推進します。また、 商工会と連携して情報収集とネットワークの構築に努めます。

高齢者雇用の場の拡大

シルバー人材センターの活動などを通じて、高齢者の経験や技能・意欲を活かした 雇用の場を充実させます。

高齢者や子育て世代のニーズに対応したサービスの起業支援

買い物支援、日常生活支援、子育て支援をはじめとして、高齢者や子育て世代のニー ズに対応できる新しいサービスをビジネスとして起業できるよう、情報提供などの 支援に努めます。

就労意欲に対する支援

「働きたい」「仕事を通して社会との関係を維持したい」という意欲のある人に対し て、育児支援、高齢者の生活支援などによって家庭での負担を軽減するとともに、 短時間労働、ワークシェアリング、情報通信技術(ICT)を活用した在宅勤務など、 さまざまな就労を支援する仕組みをつくります。

若者・女性の雇用促進

ちた地域若者サポートステーション、公共職業安定所(ハローワーク)などと協力 し、若者や女性の雇用促進を図ります。

多様な働く場が確保され、全ての住民が、生き生きと働く

ことのできる環境がつくられています。

取り組む施策

目 標 像

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参照

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